ほとんどの人がスマートフォンを持つ時代ですが、サッと時間を確認できる腕時計は、まだまだ活躍する機会があると思っています。
それにスーツスタイルにおいて、結婚指輪と並び唯一身に着けられるといっていいアクセサリーでもあります。個人的な感覚では、腕時計があってスーツスタイルが完成すると思っています(個人的な感覚です)。
では、スーツスタイルに合う時計とはどんなものなのか?
スタイルに合う、そして仕事で使うにふさわしい腕時計を探して、今まで5本は腕時計を買ってきました(すべて5万円以下)。
「次買う腕時計は長く使えるものを買おう!」
そう意気込んで様々な角度から吟味した結果、最高の1本に出会うことができました。
なぜそれを選んだのか?そしてなぜそれがスーツスタイルや仕事にマッチするのか?
今回はシチズンアテッサがスーツスタイルに合う時計の最適解である理由を解説していきます。
目次
選んだ究極の(と思っている)1本
今回、私が購入した腕時計はこちらです。
メーカー:シチズン
シリーズ:アテッサ
商品番号:AT8040-57A
動力:光発電エコ・ドライブ
重量:90g
厚み:9.7㎜
ケースサイズ:41.5㎜
ケース素材:スーパーチタニウム
バンド素材:スーパーチタニウム
防水機能:10気圧防水
定価:110,000円(税込)
なぜこの時計が最適解なのか?7つの理由
悩みに悩んだ結果購入したシチズンアテッサ。
2か月ほど使用しましたが、「買ってよかった!」と心から思っています。
その理由はとにかく「ちょうどいい」から。
スーツスタイルにも、仕事にも、長く使うにも「ちょうどいい」。
その理由を7つの側面から見てみましょう!
その1:ちょうどいい価格帯
腕時計に興味を持つと、その価格の幅に驚きます。
詳しくはわかりませんが、資産となるくらい価格が上昇しているブランド時計まであります。
しかし、私はそこまで時計に対する興味が深いわけではないので、何十万円、何百万円するものは対象にはなりません。もちろん10万円という価格は安くはありません(ちなみに購入した金額は77,000円)。
ですが、個人的にはこのあたりの価格がぎりぎり「理解できる価格」なのかなと思います。
「理解できる」というのは、「自分で価値を語ることができる」と言い換えられるでしょうか。
時計の素材や機能、そしてブランドの説明を見て「なるほど、これなら10万円くらい払ってもいいよね」と自分で納得できるものを買いたいということです。
数十万円するような時計は、私レベルの知識やセンスでは理解の範疇を超えているということなんですね。「なんとなく」でそういったものを買ってしまうと、きっと似合わない。時計だけが浮くようなことになってしまうと思います。
もちろん私の感覚にすぎませんが、自分なりにしっかりと理解できるものを買う。
それが私のものを買うポリシー(?)です。
その2:シャツに収まる厚み
腕時計を買う時に、最も重要視しているのがココです。
スーツスタイルにおいて、ケースが分厚い時計はミスマッチだと思っています。なんだか時計が主張しているようで嫌なんですよね。
だからシャツにすっきりと収まるくらいの腕時計を選びたい。
そうなると厚みは10㎜程度に抑えたい。
しかししかし、腕時計を探すとなかなかこの厚みの腕時計が見つからない。見つかっても、自分好みのシンプルなデザインのものがない。
探して探してたどり着いたのがアテッサと、セイコーのプレザージュでした。
このプレザージュがまたカッコいい…
厚みはアテッサが9.7㎜で、プレザージュが11㎜。
そこまで大きな差ではないと思うので、この2本の腕時計で悩みました。
その3:どんな場面にもハマるデザイン
厚みが最優先ではありましたが、どんな場面でも使えるデザインも重要な要素でした。
本当は革ベルトの腕時計が欲しかったりするのですが、
「夏場は汗がたまっていやだなー」とか「靴の色に革の色を合わせないといけないのかなー」とか、いろいろ考えるとメタルバンドのほうがいいかなと。
文字盤の色は白かシルバー。
どんな装い、どんな場面にも合う色っていうのはやはりこの2種類ですよね。
こうした汎用性を最優先した上で、自分が「カッコいいなー」と思えるものを選ぶ。
そこで選ばれたのも、やはりアテッサとプレザージュ。
なんならデザインや色は、シンプルで高級感のあるプレザージュのほうが好きだったりします。
ではなぜアテッサを選択したのか?理由はこの後出てきます(はやく言え)。
その4:電池交換が不要なエコ・ドライブ
プレザージュは機械式時計。
機械式の時計を持ったことはなかったので憧れはありました。
しかし、2日間くらい放置すると止まってしまい、止まった状態で放置しておくとメンテナンスが必要な状態になってしまう機械式に踏み切る勇気がなかなか持てません…
そこでシチズンのエコ・ドライブです。
光発電『エコ・ドライブ』は、太陽光や室内のわずかな光を電気に換え、時計を動かしつづけるシチズン独自の技術です。一度フル充電すれば、光のないところでも長時間動き続けるので、定期的な電池交換は必要ありません。
公式サイトより:https://citizen.jp/shop/attesa/g/gAT8040-57A/
時計を数日間放置することも多い私のライフスタイルを考えると、エコ・ドライブの機能は大変ありがたい。
クオーツ時計のように気づいたら電池が切れている、なんてこともありません。
その5:時間調整が必要ない電波時計
さらにこのアテッサは電波時計です。
勝手に正確な時間を示してくれることでストレスから解放されます。
実はこの時計の前にもアテッサを使っていました。ただしこれは電波時計ではなかったので、時間がズレるズレる。最終的には10分も時計が進んでしまいました。
アポイントがある営業マンにとって正確な時間は重要。
今までは腕時計を持っていながら、結局スマホで正確な時間を確認するなんてこともしばしば。
そのストレスから解放されることで仕事の能率がグンと上がります。
どんな精巧な機械式時計でもやっぱりちょっとずつはズレがでるでしょう。
その点電波時計は安心。しかもアテッサは電波時計でありながら、それを感じさせないシンプルなデザインを両立していることがいいですね。
その6:長時間つけても疲れない重さ
このアテッサのバンドはチタニウムでできています。
これがとにかく軽い!
通常の時計と明らかに感覚が違います。
ちなみに候補に挙がっていたプレザージュは106gであるのに対し、アテッサは90g。
さらにキズにも強く、サビにくい。肌にも優しいみたいです。
だからといって見た目が微妙かというと、そんなことはなく。ほどよく輝いた高級感のある見た目は他の時計と変わらないです。
その7:実用性とファッションの最高バランス
最後はちょっとまとめのような感じになりますが、総合的によかったのがこのアテッサでした。
デザインがどんな時計よりも好き…というわけでもない、
実用的な機能がどんな時計よりもついている…というわけでもない
価格が安い…というわけでもない
でもそれらの要素のバランスが最もいい。
仕事で使う上で必要な要素をすべて網羅していたのがシチズンアテッサでした。
まとめ:最高バランスの腕時計
いくつか腕時計を検討しましたが、最もちょうどよかった腕時計がシチズンアテッサでした。
様々な角度から「自分に合うか?」を検討し、その最大公約数を取った感じですね(「最大公約数」の使い方は適切なのか?)。
ビジネスでも冠婚葬祭でも使えて、デザインもかっこよくて、メンテナンスも面倒じゃない、それらを1本で実現することができる腕時計です。
自分のように「これ1本だけですべてを賄いたい!」と思う人にはピッタリの腕時計だと思います。
これから私はシチズンアテッサ(AT8040-57A)だけで腕時計ライフを過ごしていきたいと思います(当面は…)