私の足が言います。
「もっと違う靴を履いてみたい」
足が言うことに従うしかない私は次の革靴に手を出しました。
エドワードグリーンの次は、ガジアーノ&ガーリング!!
今回はガジアーノ&ガーリングの素晴らしさについて語ります!!
目次
ガジアーノ&ガーリング ケンジントン(Kensington)
ガジアーノ&ガーリングにたどり着くまで
エドワードグリーンの靴を手に入れ、瞬間的に満足していた私でした。
しかし、足の欲求にはさからえません。
本当に軽い気持ちからインターネットで革靴について見てしまい、ガジアーノ&ガーリングの存在にたどり着いてしまうのです。
そこに蔓延る私の足を誘惑する情報の数々。
・エドワードグリーンの名作ラストを作った人たちが創業
・ビスポーク靴でしか見られないような技術
・徹底的にこだわり抜いたディテール
情報に触れれば触れるほど、「欲しい」という感情が足の毛穴からあふれていきます。
一度「欲しい」となったら、その意識が「買おう」に進化するまでに時間はかかりません。
ユニオンワークスは靴を買うにも最高の場所だった
購入したのはユニオンワークス銀座店。
靴の修理の第一人者でもあるユニオンワークスですが、靴の販売も行っています。
インターネットで調べた結果、他の百貨店よりも安く手に入る(税込みで176,000円。2020年当時)。
そして取り扱っている靴のラストがGG06という、スタイリッシュなガジアーノ&ガーリングの靴の中でもトラディショナルなラストだったことがユニオンワークスを選んだ大きな理由です。
エドワードグリーンのカドガンに魅せられて以来、セミブローグの穴飾りが「ただの穴」から「視線を吸い込まれる穴」に昇格していました。
茶色(ダークオーク)のセミブローグを手に入れた今、今度は黒のセミブローグが欲しい。
ということでKensingtonに目を付けたわけです。
ガジアーノ・ガーリング(ラストGG06)のサイズ感・履き心地
購入したサイズは7.5。
前後サイズを履き比べ、親切で博識な店員さんとの相談の末決めました。
エドワードグリーンの202ラストは7がジャストサイズでしたが、それよりもやや幅が狭めに感じたので、ハーフサイズあげています。
そして、履いてみてびっくり。
革がしなやかで柔らかい。
足の甲に若干の圧迫感は感じるものの、初回から大きな痛みもなく履くことができました。
かといって、1年履いた今も緩くなることもありません。むしろさらにフィットしてきています。
下を向きたくなる!抜群の革質と絞り込まれた作り
立って上から履いている靴を見つめると、
グッドイヤーなのにコバの張り出しが少ないシャープなスタイル
奥のほうから光っているように見える上質な革
そしてそれを履いて喜んでいる自分の足の喜び
どこを切り取っても私の身体にセロトニンが駆け巡ります。
「よっしゃ仕事へ行くぞ!!」と気持ちが盛り上がる一方、下を向きすぎて猫背にならないか心配です。
こんなにまばゆくかがやく靴を履いているのに、私の会社の同僚・先輩たちが気づくことはまずありません。
まあ、気づかれて値段をきかれたら、「おまえ馬鹿じゃないの?」って言われると思うので、そっとしておきましょう。
まとめ:柔らかい、だけど堅牢なグッドイヤー
とにかく履き心地が柔らかい。
しなやかな革がそうさせているのを感じます。
しなやかさを持ちながらも、グッドイヤーウェルテッド製法の堅牢さも兼ね備える。
しかも見た目(ラストの形状)もいい!
天はガジアーノ・ガーリングの靴に2ぶつも3ぶつも与えているようです。
今日も私はこれを履いて下をみて歩きます。