「ちょっといい靴欲しくなったけど、何を買えばいいんだろう?」
「どうせ買うなら納得のいく靴を買いたい!」
革靴に興味を持つとこんな悩みが出てきます。
私もそうでした(今でもそうですが)。
そんな過去の私と同じ悩みを抱える人のちょっとしたヒントとなるように、
私が今まで買ってきた靴たちを紹介していきます!
買うまでに何に悩んだか、
実際に買ってみてどうだったのか、
を中心に語っていきたいと思います。
その初回は、
私が革靴に目覚めた最初の1品。
それがマグナーニの茶色のストレートチップ。
この靴をキッカケにして今では革靴の沼にどっぷりとつかってしまった私。
本ブログの初回は、このマグナーニの魅力について書いていきます!
最初にたどり着いた本格靴マグナーニ
1.マグナーニ出会うまで
マグナーニに出会うまで、革靴に興味はあったものの、1万円前後の靴量販店の革靴を3足程度で回していました。
そんなある日、
「革靴履くなら、しっかりメンテナンスしなきゃだよなー」
と思い立って、買った1冊の本。
-MEN‘S EX編集の『最高級靴読本 究極メンテナンス編』-
そこで目にしたマグナーニの茶色のストレートチップの靴に目を奪われました。
「せっかくメンテするならこんないい靴が欲しい」
私が革靴に目覚めた瞬間でした。
しかし、ためしにスマホで検索すると、その高額にびっくり。
「5万円、絶対買わない買わない!だって今の靴が5足買えるじゃん」
(この感覚はとっくの昔になくしてしまいました…)
でも欲しい。
マグナーニを販売している靴屋さんや百貨店の靴コーナーで、うろうろする毎日。
なかなか「これください」、
いや「試着させてください」とすら言う勇気が持てない日々を繰り返して、
やっと、やっと、やっと手に入れた思い出があります(2016年1月に購入)。
2.マグナーニの履き心地は抜群!
本格靴を調べてみると
「足に馴染むまでは痛みとの闘い」
とか
「数か月は修行だ」
とか
様々な経験談がヒットします。
それを見た私は、ちょっとビビっていました。
でも、マグナーニはそんなことなかった!
その理由はボロネーゼ製法による柔らかさ!
最初から新品特有の硬さがなく、
足にフィットしてくれる感覚がありました。
「本格靴は欲しいけど履きならしに痛みがないか不安」
という人はマグナーニであれば大丈夫!
私の場合、履き始めて3か月くらいで長時間歩いても疲れない靴に仕上がりました。
3.ロングノーズなフォルム
![マグナーニ全体像](https://shoes-runner.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_2921-1-edited-scaled.jpg)
マグナーニは色気のあるロングノーズなフォルムをしています。
最初にマグナーニを見たときは特にロングノーズだとは感じませんでした。
なぜならこの靴に出会うまでは、つま先長目の靴を知らず知らずのうちに履いていたから。
しかし、今ではすごく長く感じる笑
今では武骨なイギリス靴のほうが好きですが、当時はこのシャープな形が大好きでした。
4.こんなにおしゃれなのに誰も気づいてくれない・・・
「こんなおしゃれな靴を履いていって大丈夫だろうか・・・」
当時入社5年目の若造の私は、はじめて会社に履いていくときはドキドキ。
「お前、いい靴履いてんじゃん!分不相応だな!」
なんて嫌味を言われるんじゃないかとびくびく。
でも誰も靴に関して言及してくる人はいませんでした。
それは私が嫌われているわけではなく(多分)、みんな誰がどんな靴履いているかに興味ないんですね。
ここまでの経験上、革靴にコメントしてくれる人は
ほとんどが同じく革靴が好きな人に限られています。
でも、そこが革靴のいいところだと思うんですよ。
高級腕時計なんてしたら、悪目立ちしちゃう可能性もある。けれど、革靴なら高級靴を履いていても誰も気がつかない。
「ひっそりとした贅沢」が個人的には合っています。
まとめ
![マグナーニ使用後](https://shoes-runner.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3231-768x1024.jpg)
ちょっといい靴を履きたい!
ちょっと人と違った革靴を履きたい!
でも、履きならすのに苦労をしたくない!
という人にぴったりな靴です。
2016年に大丸東京店で買った価格は\54,240-(純正シューツリー込み)。
当時の私には超超超高級靴でした。
このときは、まさかこの3倍4倍の価格の靴に興味を持つとは思いもしませんでした。
その後、ハーフラバーを張り、5年間、雨の日も関係なく履き続けました。
そんな酷使をしても、全然大丈夫。
2020年に在宅勤務中心になったことで出番が減り、惜しみながらも手放すことに。
でも、革靴に興味を持つきっかけを作ってくれたこの靴への感謝は一生忘れないでしょう!
(この靴のせいでかなり散財したとも言えるが・・・)
ありがとう!マグナーニ!!